精密鋳造
先進のロストワックス工法で高精度と低コストを実現
概要・設備
概要
ロストワックス鋳造とは、ロウ(ワックス)を利用した鋳造方法の一種です。ロウで原型を作り、周りを鋳砂で覆い固め、ロウを溶かして除去することによってできた空洞に金属を流し込むことで鋳物をつくります。抜き勾配やアンダーカットを考慮する必要がない等の特徴を有しており、複雑な形状や複数部品を一体化して鋳造することができるため、加工の工程を減らすことができる利点があります。
設備
機械名 | 能力 | 台数 |
---|---|---|
ワックス成型機 | 6 | |
脱ろう装置 | φ850×2,900 | 1 |
連続鋳型焼成炉 | 2 | |
高周波誘導溶解炉 | 60㎏/チャージ | 2 |
注湯ロボット | 120×220 | 1 |
プラズマ溶接機、他 | 4 | |
ブラスト装置 | 330×450 | 4 |
ガス置換式熱処理炉 | 応力除去なまし | 1 |
発光式成分分析機 | 18元素測定 | 1 |
超音波探傷装置 | 1 | |
走査型電子顕微鏡※ | キーエンス | 1 |
画像測定器 | 1 | |
工場顕微鏡 | 1 | |
三次元測定機 | 東京精密 | 1 |
3Dプリンター | 3Dシステムズ | 1 |
CAD/CAMシステム | Mastercam | 1 |
※設備は久御山工場に設置しております。